浮気に失望ばっかり

最悪…、失望過ぎ。「何が?」こりゃ旦那 怪しい 浮気、確定。「聞かせてよ」子供、つっこむ話題じゃねーわ。さっさと寝ろ。「ぶー」「ただいま!」「パパ!」

あら、随分早いのね。「偶然残業が無くてな」ふーん。「僕、もう寝る」「おう!明日も学校、頑張れよ!」「ふわぁーい」貴方、話あるの。

「改まった口調で、何だ?随分険しき顔つきだが。まるで旦那 怪しい 浮気を疑う様子だわぁ」まさか。ただ、二・三確認すべき事があると。

「確認?」ええ。「なんでも聞け!旦那 怪しい 浮気等は妄想!潔白証明するぜ!」流石、我が亭主。信じるわ。「おう!」

じゃ早速。確か先週、お友達の家へ遊び、行かれたわよね?「あったな」相手のお名前は?「青木!高校時代、同じ部活仲間でさぁ」偶然会ったのよ、私。

「は?」旦那 怪しい 浮気もあり、遊ばれたか尋ねた訳。で、知らぬと。「う…、勘違いだ勘違い!」どっち?私?彼?貴方?

「青木じゃなく、きっと…高田!そう!高田さ!」随分大きな誤りね。「すまん」