浮気してんじゃねぇよ、バカ！「いきなり何を言い出す、おまえは。人様が聞けば誤解するような内容を。
ここは息子が通う、学校の通学路、小学生が沢山通る街中なんだぞ？」んな説明を、勝手に足す阿呆！
「失礼な。それより根拠は？お主がそう断定すっからには、証拠等があんだろう。見せてみ」無いよ。
「は？」そうゆう面倒なのはねーよ、豚野郎！！全部推測さ！勝手に思っただけ。「滅茶苦茶な。貴様は神か？貴様が黒と言えば黒なのか？」そうだよ、節目野郎！
アタシは崇める大天使、奥様だ！敬え、我が言う事に従え。
「正直、俺は此奴と結婚はおろか、お友達で居られた気すらしねーが、設定上は正妻」
単身赴任とか出張で、出ずっぱり亭主に愛想尽かさず、懸命に家と息子守った。結婚から１０年の大物さ。
最悪…、失望過ぎ。「何が？」こりゃ旦那 怪しい 浮気、確定。「聞かせてよ」子供、つっこむ話題じゃねーわ。さっさと寝ろ。「ぶー」「ただいま！」「パパ！」
あら、随分早いのね。「偶然残業が無くてな」ふーん。「僕、もう寝る」「おう！明日も学校、頑張れよ！」「ふわぁーい」貴方、話あるの。
「改まった口調で、何だ？随分険しき顔つきだが。まるで旦那 怪しい 浮気を疑う様子だわぁ」まさか。ただ、二・三確認すべき事があると。
「確認？」ええ。「なんでも聞け！旦那 怪しい 浮気等は妄想！潔白証明するぜ！」流石、我が亭主。信じるわ。「おう！」
じゃ早速。確か先週、お友達の家へ遊び、行かれたわよね？「あったな」相手のお名前は？「青木！高校時代、同じ部活仲間でさぁ」偶然会ったのよ、私。
「は？」旦那 怪しい 浮気もあり、遊ばれたか尋ねた訳。で、知らぬと。「う…、勘違いだ勘違い！」どっち？私？彼？貴方？
「青木じゃなく、きっと…高田！そう！高田さ！」随分大きな誤りね。「すまん」
部屋探し ポイントを教えて！「無駄よ」無駄？「そーゆー事、気にせず、自分で現地見て回る方が、五千万倍役立つと、ばーちゃんが･･･」
嘘吐け！不動産屋のレビュー位、気にするぜ。「貴女！」何？「食パンを買うのも、レビューを気にする訳？」へ？
「つ・ま・り！日用品や食品まで、購入に際し、部屋探し ポイントみたく、色々下調べをする訳？」そりゃ･･･。「ほら！」
畜生、例えが違い過ぎねえか？安い物、気安く買えるけど、物件だぜ？部屋探し ポイントぐらい、当然じゃ？「はっ、駄目ね」駄目？
「YES。家で悶々と悩むなら、不動産屋へ直に足運び、お店で色々情報検索するべき」部屋探し ポイントは？「不要」くっ。
「何故拘る訳？他沢山ある筈」一応･･･以前、身内がお世話なった経験あり、未だ恩義感じちゃう。「恩義ねぇ。相手は客一人一人覚えちゃねーわ」
随分COOLな意見、有難う。けど私、義理人情は大事する方。「義理人情重んじるなら、尚更直にお店へ向かい、礼尽くし、助力仰げばどうかしら？」
今日、夫 泊まり 飲み会ですか？羨ましーねー。私はいつも、世界が滅びるまでお家に居続けなきゃならんのに、最愛の方は、お外でルンルン豪遊！贅沢に女！ですもんね。
何でこれほど差があるんでしょう。辛いわー「いや、ちょっと待て。色々誤解があると思うんだろうか？
夫 泊まり 飲み会は仕事。一にも二にも全てお前の為！誤解せんでくれ！」へっ？女も？おらん！お前だけ！」
殿方と浮気する可能性だってありますし、何があるか分からぬ饗宴。それが夫 泊まり 飲み会と、聞き及んでおります。
「どっからきた情報？ソースよこせ」コロッケでも食べ「そのソースちゃう！とりあえず、お前は俺が守る。大天使、アイラブユー」「何故黙る…？」
夫 泊まり 飲み会と聞き、挙句の果てには暴言の数々。黙りたくも、泣きたくもなります。「おもいつく限り、愛情表現してみたんだけど…。ごめん」ええです。
それよか、ほら。あれ見てください。ご飯沢山用意済み。食べてさっさと夫 泊まり 飲み会いきやがれ！
つい先日まで新婚旅行に行ってた。待望の我が子を宿しながらね。妊娠が分かったのは帰国から二週間後。
あぁやっと私も家庭を持った実感が湧くと思う。同棲期間が３年と長かったせいで、結婚しても生活自体に変化無く、イマイチピンときてない。
二人とも同じ感覚で、いつもと変わらぬ時間が過ぎていく。赤ちゃんに会える期待が、どんどん膨らむ。
安定期に入るまで油断は禁物だけど、名前は何にしようか、性別はどっち？等、想像を膨らましながら、楽しんでる。そりゃあ不安は大きいよ、私が親になるんだってね。
不安があり心配でもやるきゃない、覚悟は出来たつもり。
役所へもらいに行き、早々目を通して学習。心構えと知識の吸収をきっちりやっとけば、慌てずに対応可能。自覚が一番大事、もう一人の身体じゃない。
ノートを買って、経過だけ日記をつけよう。思い出にも、二人目が出来た時にも役立つはず。対面まで待ち遠しい！
もう老人会と呼んだ方がしっくりきそう。ほぼ毎日顔を合わせる場所は、病院の待合室。だけど、別に取り立てて体が悪いわけじゃない。若者に負けず気を使ってるほど。
気持ちまで老け込んだやつは、ここには居づらいと思う。子供のように好奇心は旺盛で、楽しいことを見つけては皆で遊ぶ。
情報も共有、一時期全員同じやつを購入した事も。こんな調子だから、院長先生から、健康体なら他で集まりなさいとアドバイスがきたりする。
たしかに！と納得だけど、何故かまた元通り。院長はやや若いが、もうメンバーの一員状態。
しかも、素晴らしいアイテムを見つけ、変化があれば必ず気付くという洞察力は医師としての力が高い証明になってる。皆の信頼はすごく厚い優秀なドクター。
季節が変わる時は、必ずチェック、新作発表が絶対あるからさ。大金を注ぎ込むほど余裕は無い、けど効果はほしい、わがままを叶えてよ！